眠れないとお嘆きの方が年々増えています。不眠症。

どうしてでしょうか?

生物としてのバランスを欠いているから人間としてのリズムを乱しているからです。現代はやたらにストレスのせいにしがちです。確かにストレスは大きな原因の一つ。でも今日はストレス以外の原因にスポットを当ててみたいと思います。

“興奮状態”

不眠には様々な原因があります。興奮と不眠についてお話しさせていただきます。

興奮していたら眠れませんよね…。当たり前のことです。現代人はいつも興奮状態にあります。

昔は静かでした。鳥のさえずり、小川のせせらぎ、潮騒、雨音、雪の降る音、照りつける太陽の音、風の音そして人々の笑う声・・・・・等々。

現代は音が氾濫しています。車の音、電車の音、飛行機の音。音というよりも騒音です。テレビの音、垂れ流される音楽の音、それに、街じゅうどこにいても聞こえる、新たに加わった携帯電話の着信音。

太古の昔から大きな音というのは、人間にとって危険を知らせる信号または興奮を促す時だけでした。自然界から発せられる大音量は逃げを避難を意味していました。人為的に大きな音を作り出すのは興奮するため。例えば戦いの前のドラムの音。ドラムを打ち鳴らすことによって興奮状態を作り出し、恐怖心を取り去ったり戦闘体制に持っていったりという具合でした。

現代はどうでしょうか?街の騒音は仕方がないとしても、街ではイヤホンをつけて歩きながらでも大音量で音楽を聴かれています。四六時中。音楽…特にアップビートの大音量は一時的に人を元気にさせてくれます。それは先ほどお話した戦いの前のドラムの音のように興奮するからです。だから気分がすぐれない時ややる気がないときに大音量で音楽を聴くと元気になるのです。

一時的であればまだしも、その状態を恒常的に続けたら・・・・・特に危惧されるのは、現代はより刺激を求めるために、電子音楽、電子音。要するに自然界にない人工の音を聴き続けていることです。非常に危険です。

 

テレビをつけると「殺したの、殺されたの」「いじめたの、いじめられたの」痛ましい事件ばかり。格闘技やスポーツといった戦い。果ては戦争までもライブ映像で送られてくる次第。心温まる癒される映像は少ない、そんな映像に浸っていても突然大音量で流されるCMCM。興奮させられます。

そして…なんといっても食事でしょう。

刺激的な食べ物ばかり。味だけでなく見た目にもエキサイティング。

大量な香辛料、塩分、炭酸、カフェインそして砂糖。

砂糖はいっけん興奮とは反対の作用があるように思われます。がしかし、砂糖は興奮作用が強い食品です。砂糖の化学式(分子構造?勉強不足で済みません)は覚せい剤の化学式とほんの少ししか変わりません。子供の頃から大量に与えられて。

脂肪分が高い食べ物も興奮作用があります。

 

これでは、眠れるわけがありません。不眠症になっても、いたしかたがないでしょう。たった、音と食べ物を取り上げてもこの始末。

眠れないまでも、現代人の睡眠は良い睡眠とはいえません。あなたが摂られている睡眠も例外ではありません。


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