弱い恐怖という感情

不安は恐怖に次ぐ最も不快な感情でとても苦しいものですね

不安から解消されたいと誰もが多かれ少なかれ思われていることでしょう

今日は不安と脳の疲労についてお伝えできればと思っております

『そもそも不安とは実在する感覚なのでしょうか?』

恐怖とは

恐怖は差し迫った危険に対する感情なので

誰もがほぼ一律に感じる感覚です

極論を申し上げると

生命を脅かす脅威、「死」に直接結びつくものを恐怖と捉えられます

人間は恐怖を回避して進化してきました

死なずに済んだから現在の私達がいるわけでして

死なないということが大前提に無意識に暮らしてきました

不安とは

不安とは直接の恐怖を味わないために前もって頭の中で回避する策を講じるための思考回路として発達してきたのですが

原始時代の自然の脅威に脅かされて毎日を暮らしていた原始人にとっては、恐怖を回避する不安という先見性を持っていないと生き残ることが出来ませんでした

不安は防衛本能のひとつに組み込まれて進化してきましたが

直接命の危機が無くなった近年において

この不安というやつが

この200年ほど猛威をふるっています

特に衣食住が保証された現代日本においては不安症候群と言ってもよいほどに不安、不安、不安……………

アメリカでは日本よりも30年ほど前から不安症候群が社会を覆っています

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不安と疲労

ではどうして豊かになった現代において不安が増大して

これほど人々を苦しめるのでしょうか?

今日は脳の疲労という観点から不安を解明していきたいと思います

結論から言いますと

『不安は脳の疲労』

脳が疲れて処理能力が落ちた状態が不安と言い換えることができます

将来と過去に

焦ると焦燥感に駆られ始めると、不安が襲ってきます

逆に

不安になると焦りが生じ、焦燥感が襲ってきます

「あれもしなければ」 「これもしなければ」 「病気になったらどうしよう」 「お金が無くなったら、経済的に困窮したらどうしよう」

「〜なったらどうしよう?」

そうです将来に対する心配ですね

「あの時は、あれでよかったのだろうか」 「他にやり方ががあったんではないだろうか」 「ああしておけば良かった」 「こうしておけば良かった」

そうです過去に対する後悔と自責の念という心配です

現在を処理できない

脳が疲れて最も大切な今を生きる

現在を処理することができていない状態に陥るからです

大切なことは今に集約されています

脳の構造上

今現在、この瞬間を処理せずに過去や未来にシフトすると不安が生じます

自分のことをないがしろにして、周りの人の顔色ばかりをうかがうのも、脳にとっては同じ状態なので不安に陥ります

量子論的に言うと 今が、過去も未来も作り出しているので、今を集中しない限り過去も未来も良くはならないのですが

話は逸れましたが

不安とは脳が疲労している状態です

脳の疲労が亢進していきますと「うつ病」になります

そうなると回復に時間を要しますので

なるべく脳に負担をかけない生活をするためのアドバイスをしたいと思います

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脳に負担をかけないために

焦りだしたら脳が疲れ始めています

(本人にとっては良いことと思われることであっても、今それをする必要がありますか?)

焦りだしたら

脳が疲れたら不快な症状を回避するために脳内で興奮物質が分泌され始めます

そうすると興奮状態になります

例えば自分のことを話し始める、自分のことを理解して欲しいと思い始める

些細なことが気になり始める

逆に脳が疲れていないと些細なことが気にならなくなる、人の話を落ち着いて聞けるようになるというように

そしてゆっくり休むことができるようになると

(脳が疲れていると心身は疲労しているにもかかわらず、休めなくなります忙しなく)

自分らしくなり始めます

あなた本来の姿へと

不安シミュレーション

脳にとって多大な負担をかけるのは

自分自身で不安をシュミレーションすることなので

不安をシュミレーションしないでください

『ころばぬ先の杖』

このような言葉もありますが

あなたには当て嵌まらないと思います

不安をシュミレーションする習慣のある人とは

幼少期に安心して暮らせる環境になかった人、すべてを委ねることができる両親のもとに育たないと

生存戦略として不安をシュミレーションして用心をしながら独りで生きていくしかなかったのですから

「よく今まで独りで頑張ってきましたね」

脳を休める

今は少し休む時期だと神さまからのメッセージだととらえて一休みしましょう

長年の習慣で不安をシュミレーションする癖は一朝一夕では改善しないかもしれませんが

気がついたら実践されてください

考えるのは歩いているのと同じくらいのエネルギーを消費します

悩むのは(選択をするのは)走っているのと同じくらいのエネルギーを消費します

そう

あなたは朝起きてから眠りに就くまで

トイレに起きた時でさえも

ずっとずっとずっと考えている、悩んでいるのかもしれません

それは1日20時間くらい走り続けていると同じくらい疲れることです

そろそろ脳を休ませてください

不安は少しずつ解消していきますから(^o^)

心安らかに  貴博

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ひとりひとり、オーダーメイドでの治療を行います

極めて治りにくい病気はあっても
治らない病気はないと信じております。

難病、奇病、薬漬けの方、病院を点々とされている方は当院にまずは
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からだとこころを健康に導くのがわたくしの使命です。

院長 犬丸貴博


 足心気功 本院


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