不穏な空気

高校1年生の息子が、月に一回くらい学校を休みたいと言い出しました。

理由は、自分のペースで勉強がしたいという理由でした。

まぁ~、一回くらいなら気分転換でいいかなぁ?くらいの気持ちで休ませました。

学校には微熱で休みますと伝え、翌日には学校へ行きました。

そして3週間後に、また学校を休みたいと言い出しました。

一か月に一回と言っていたのに、ちょっと早くない?

でも目標があるのなら良いのかな?と思って休ませました。今度は腹痛という理由で。

すると翌日も休みたいと言ってきました。理由は、昨日あまり勉強に集中できなかったから。

さすがにこれはおかしいと思いました。

担任の先生には、腹痛ではなく、学校に行かずに自宅で勉強したいと言っている旨を伝えました。経験が豊富なプロですから、昨日の段階でおかしいとは思われたはずです。

小学生の頃から、人に気を使って自分を出さない性格の息子でした。中学生になってからはその傾向が強くなって、人からどう見られているか、とにかく目立たないようにしたいという思いが強くなりました、しかし、コロナ禍で休校になり、オンライン授業を受けることが出来たりと、息子にとっては過ごしやすい環境だったので、高校生になってからは無理をしていたのではないなぁと何となく思っていました。

 

エネルギー診断を受ける

息子のことが少し心配だったので、カウンセリングや以前から気になっていた気功を上手く息子に取り入れられないかとネットで検索をし、足心気功を見つけて、行ってみようかなと思っていた矢先の出来事でした。

すぐに問い合わせしました。

その時にざっと現状を伝えて、どのメニューが良いかを聞いてみました。

すると、まずは私だけエネルギー診断を予約することを勧められました。

偶然に予約が空いていて、その日のうちに受けることが出来ました。

息子の小さいころから現在までを大まかに話して、今不登校になりそうで、どうしたら良いかわからない事なども話しました。

すると、息子については、文化祭が近いので準備のために人と接することが増えてしまい、またそのために学校の雰囲気も変わってしまって、そんな状況が息子は苦手でとても辛く、そのことにエネルギーを費やしてしまい、日常生活を送るどころではなくなってしまっているということでした。とても繊細で、対人恐怖症があるとのことでした。

私については、人に任せることが出来ず、全て自分一人で抱え込もうとしている。まじめで手を抜くことが苦手で、きちんとやらないといけないと思い込んでる。でも、一人で全てをやってしまうのは不可能なことで、やはりエネルギーを無駄に費やしてしまって非常に疲れているとのことでした。

子どもと親は、とても繋がりが強いので、自分が無理をすると、それを見せていなくても伝わってしまい、息子も知らず知らずのうちにそうなってしまうそうです。

なので、子どもを治したかったら、まずは自分を治さないといけないと言われました。

しかし、これは一朝一夕にはいかないと。

私自身も子どもの頃から、自分一人で抱えなければいけない。そうしなければいけない環境に育ってきたので、癖のようになった思い込みを変えていくのは、少しお時間がかかりますね。とおっしゃいました。

でも、まずは息子さんが学校へ行けるようにして行きましょうね。とおっしゃいました。

 

リリース定額プランを申し込む

そのための治療メニューは、リリースでした。私の場合は、一か月定額で、様々な思いを集中して吐き出してください。とのことでした。

そして、丁度良い時期が来たら「THE ONE 」をしましょう。とおっしゃいました。

そんなことを話している最中に、担任の先生から電話がかかってきました。

「今日か、明日、家庭訪問に伺いたい」「僕が迎えに行きましょうか?」「早く解決をした方が良いです」

と、親身になって提案してくださいました。

担任の先生からの電話をしている最中に、そばで聞かれていた院長先生が「14時に面談に行かれて下さい」と私にメモを渡されたので担任の先生にお伝えしました。

学年主任の先生と担任の先生と私の三人で14時に面談することが決まりました。

院長先生は、担任の先生に、これまでの息子の事を全部お話してくださいとおっしゃいました。

そして、リリースを行うと好転反応が出るので、不安になったらいつでも連絡を下さいとおっしゃいました。

その後面談へ行き、担任の先生には非常に繊細である事や、人に気を使いすぎて疲れてしまっていることや、文化祭が近いのでエネルギーを全てそちらに使ってしまい疲れてしまっているなど、息子の事を伝えました。

ひとまず、送り迎えなどをして息子の負担にならないように気を付けながら、見守っていくことなどいろいろなことがお話しできてとても安心いたしました。

リリースでは、面談の報告や、子どもの事、私の事、とにかく思いつく限りの事をメッセージで送り、息子もその後は何事もなかったかのように学校へ行きました。私もしばらくの間は送迎をしました。

 

好転反応が出る

およそ一週間後に文化祭があり、本人も楽しんで文化祭に参加して、とても良かったと思っていた矢先、月曜日になって、息子が学校へ行きたくないと言い出しました。そして、学校を辞めたいとまで。

私も疲れが出たのだろうと思い、休むことを担任の先生にお伝えすると、その日はクラス分けのテストの試験日だったのです。

すぐに息子にそのことを伝えると、知っていると、でも休みたい、なんで?みんなが試験勉強をしているのに、自分は勉強に向かえない、だから勉強していないから行きたくない。

またまた思考停止してしまいました。

院長先生に連絡をすると、「それはリリースの好転反応です」ときっぱりとおっしゃいました。

 

THE ONE を受ける

今からTHE ONEを行いますので、すぐにいらしてください。とおっしゃいました。

藁にもすがる思いで伺い、THE ONEを受けました。結果は「正しい答えはない。正しい答えにするのだ。」でした。

?????よく分からないので、解説が必要でした。

私が息子に伝えられること。

それは、継続することの大切だとおっしゃいました。

私は3歳からずっとピアノを続けてきました。

しかし、音大まで行ったものの、いつも辞めたいと思っていたし、音大に行ったのも純粋に音楽をやりたかったわけでもなく、ただ東京へ行きたかった。親元を離れたかった。それだけの理由です。もちろん学校も単位はお粗末なお粗末なもので卒業したし、卒業後は実家に帰りたくなかったし、就職活動もせずピアノを少数の人に教えたり、水商売で働いたり、50歳になる今まで、ピアノをやめることも出来ず、ただピアノがあるだけ。気が向けば弾いてるだけで、誇れるものなど一つもないものです。

私の人生最大の汚点なのでした。

しかし、先生はおっしゃいました。

どんな状態であれ、今までピアノを辞めずにやってきた。内容はひとまず置いておいて、今でも継続してピアノを続けている。

私が息子に伝えられることは、継続は力なりという言葉だと。

辛いことも乗り越えないといけない

苦しいことは乗り越えるしかない

努力は裏切らない事

続けることを、ただただ続けてほしいと。

迷うことはあっても、逃げ出してしまったとしても、とにかく続ける。

迷っても、道を誤ったと思っても、選んだ道を諦めない。

私にとって、今まではピアノを惰性で続けてきたことは正しい道ではなかったと思っているけど

辞めずに続けてきたことを、息子に伝えられ、それが息子にとって目標に向かえる指標となるとしたら、ピアノを続けてきたことは正しい道だったと言える。

正しい答えはない。正しい答えにするのだ。

ということでした。

腑に落ちました。

なんと、私の事まで助けていただきました。

そんな風に一度も思ったことが無かったから。

息子に言えることは、お母さんみたいになってしまうよ!それじゃつらいよ!ってことだったので…。

THE ONEの最中に、またまた担任の先生から電話が来ました。

今からでもテストをうけませんか?と。受けられなかったテストも、家に持ち帰って受けることが出来ます。と。

そのお話をそばで聞いておられた院長先生から「すぐに行ってください。」とのメモが。

丁度終わったタイミングだったので帰宅して,渋る息子をかなり強引に連れて行きました。

とにかく送り届け、担任の先生に後の事はお願いしました。

 

REM診断を受ける

その後、院長先生へ連絡をして、午後から予約が取れたので、私のREM診断をしていただきました。

診断の結果

まず、息子に対して、私が出来ること。

それは、とにかく自転車で学校へ行かせること。

そのことだけに集中してください。

ということでした。

そのために、なんでも一人で背負うのではなく、

学校でのことは、プロの担任の先生にお任せすること。

進路や勉強に関する息子の悩みや願望などは、主人に頼むこと。

との診断をしていただきました。

その後、単身赴任中の主人に今回の事を報告し、協力をお願いし、担任の先生にもお願いしました。

今後の事が不安だったので、息子のリリース定額プランも追加し、私と息子の足心気功を週一回お願いし、現在行っています。

今後の報告はまた改めてさせていただきますが、これだけの危機をおよそ2週間の間に無事に解決出来て本当に良かったです。

しかも私の事まで。

一つの事に集中することの大切さを知りました。

 

どんなに良い治療をしても

どんなに良い治療をしても、基本の質の良い食事、運動、睡眠だけは毎日きちんと行わないと意味がない事も非常に重要なポイントでした。

院長先生はおっしゃいました。

息子が文化祭でストレスをため込んでいて疲れているだろうと思い、送迎をしてしまった事。そのことで自転車で通学という大事な運動の時間。さらに、朝日を浴びるという大事な時間を奪っていた事。リリースの好転反応によるところもあるだろうけど、運動をしない、朝日を浴びない、そんな超絶に基本的なことが抜け落ちては、今後の目標達成はありえないでしょうと。

一朝一夕にはいかない。また壁にぶつかるだろうし、悩むとは思いますが、足心気功に通って、今までの自分を振り返りつつ、整えていこうと思っています。

足心気功に行って本当に良かったです。

まだまだたくさんの事を教えていただきました。何だかまとまらずに大切なことが抜けてしまっているかもしれません。

非常に長くなってしまうので、次回の足心気功の報告の時に書かせていただきます。

 


足心気功ホームページはこちら

ひとりひとり、オーダーメイドでの治療を行います

極めて治りにくい病気はあっても
治らない病気はないと信じております。

難病、奇病、薬漬けの方、病院を点々とされている方は当院にまずは
ご相談ください。
身体とこころを健康に導くのがわたくしの使命です。

代表 犬丸貴博

〒819-1601 福岡県糸島市二丈深江1672-6

治療院 足心気功

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP