いきなり超高温、超低湿度のサウナぶろに入るのですから
神経系統も
いきなり
戦闘態勢に入らざるをえません
交感神経がフル稼働
心拍数の上昇
呼吸が浅く早く
内臓系は血液欠乏状態で、いわゆる内臓系は収縮します
超高温、超低湿度の辛さを紛らわす為にと
感覚を麻痺させるホルモンが大量に分泌されます
入室時
あれだけ感じていた
熱風と息苦しさが、だんだんと消えて
なんとか
サウナぶろに入っていられるようになります。
一般的な表現では身体が慣れる
しかし
サウナぶろの温度が下がった訳でも、サウナぶろの湿度が上がった訳でもありません。
身体が慣れると表現しているのは、感覚が麻痺していると言い換えると分かると思います。
慣れるまでに、麻痺するまでに2~3分くらい
感覚を麻痺させて、なんとか過酷な環境にいられるようにする
それが持つのも
個人差が有りますが10~20分が限度でしょう
その間
交感神経はフル稼働状態です
リラックスとは正反対
緊張状態の維持
脳から大量に緊張物質が放出されます
サウナぶろで、かいている汗は熱による発汗だけでなく、極度の緊張による油汗でもあるのです
油汗の量が多い人もおられます
そして
耐えられるだけ耐えて
いきなり
冷水に入ります
開ききっていた汗腺が
急激に収縮
鳥肌が立つ状態
筋肉も、より一層収縮します。
と言うことは
ここでもまた
サウナぶろ入浴時に増して、興奮緊張物質が大量に分泌されます
脳や神経系にとっては忙しい事この上ない
それを
何度も繰り返しします。
心身ともにダメージが大きいと言ったのは、この為です。
自然治癒力、自己修復力、免疫力の活性化の為には副交感神経系の活性化が必須です
リラックス状態でなければなりません。
サウナぶろは
故意に、これとは逆の交感神経が活性化する状態を作り出しているのです
サウナぶろを全否定しているのではありません。
サウナぶろが有効な場合も存在します(サウナぶろの有効性を解説したホームページ等はたくさん有りますので、そちらを参照してください)
ここで申し上げたいのは
弱った身体
弱った神経系
弱った
こころには不向きであると言う事です
短時間でかつ効率良く、身体に負担をかけないで入る入浴方法は、残念ながらないようです
ゆっくりと時間をかけて
リラックスしながら入浴する
なおかつ
大量の汗をかく
そして
身体にも、こころにも、負担が少ない入浴方法
それは次回に
ひとりひとり、オーダーメイドでの治療を行います
極めて治りにくい病気はあっても
治らない病気はないと信じております。
難病、奇病、薬漬けの方、病院を点々とされている方は当院にまずは
ご相談ください。無料相談がございます。
身体とこころを健康に導くのがわたくしの使命です。
代表 犬丸貴博
〒819-1601 福岡県糸島市二丈深江1672-6
治療院 足心気功
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