身体の異常はまず足裏にあらわれる
「足の裏には不思議な働きがある」ということは
昔から多くの学者や医者より言われています。
普段気にもとめない足の裏にいったいなにがあるのでしょう。
●足の裏は第二の心臓
血液は心臓のポンプの力で押し出され引力の助けを借りて足先まで降ります。
足先まで降りた血液は心臓までの長い道のりを自力で戻らなければいけないのですが、どのように戻るのでしょう。
裸足で歩いてみるとわかります。まず一歩踏み出すと足の裏が重みで押さえつけられます。次に一歩踏み出すために足を上げれば押さえつけられた力はなくなります。ポンプの動きと似ていると思いませんか?
歩くという動作は血管を押したり離したりポンプの働きをして血液を心臓に戻すのです。それが足の裏が第二の心臓といわれる所以です。
●足の反射区(足ツボ)は身体の諸器官とつながっている
反射区とは神経があつまったところで、全身に分布しています。この反射区を利用した医療は5千年前からあり、1900年代より様々な研究がなされました。特に有名な研究は人体を5本づつの線で区分すると、その区分内に位置する器官とその線を伸ばした手足の部位の間にお互いに影響しあう関係があるという研究です。
その反射区を揉んだり押したりすると、その反射区と関係がある部分の問題がよくなるという結果がでました。
足を揉んだり、押したりする技術を足心といいます。
たくさんある反射区のなかでも、足の反射区は自然の理にかなった場所にあり、どんなに揉んでも、押ししても副作用がないといわれています。
ですから足心は、どなたにも安心して受けられる施術です。
足は血液循環にとってもっとも大切な場所で、体の異常がはやく現れやすい場所でもあります。ですから足全体や足裏の反射区を揉んだり、押して痛い場所は血液の流れが滞っていて老廃物(毒素)が溜まっていて健康ではない状態である可能性が高いと思われます。 →足心気功 詳しくはこちら
足裏(右) |
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足裏(左) |
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足の反射区と足ツボとの違い
簡単にいうと足の反射区とはエリアで、足ツボとはピンポイントで足の反射区の中にあるものを指します。