花粉症

2月に入ると、辛い花粉症の季節がやってきました。

現在、日本人の約20%が花粉症だといわれています。

では、どうして花粉症が発生するのでしょうか。

教科書的な解説ですと

アレルギーとは?

本来人間の体には、外部から体内に侵入してくる、体の成分とは異なる外敵に対して、退治しようとする免疫のしくみがあります。侵入してくる異物を抗原といい、それに対抗して体が作る免疫物質を抗体といいます。再び異物(抗原)が侵入してくると、正常には抗原抗体反応(免疫)が行われ正常に免疫機能が働くわけですが、この本来は体を守るはずの抗原抗体反応が、同じ異物に対して「侵入→攻撃」を繰り返している間に、無害であるはずの花粉や食物、ダニなど異物に対して過剰に働いてしまい、体にとって都合の悪い結果をひき起こします。これがアレルギー反応です。

「アレルギー反応」は、「免疫」と反応の仕組みは同じですが、体にとっては、病気をひき起こす誤った「免疫の過剰反応」です。

花粉症の発生メカニズム

1.抗原の侵入

鼻や目の粘膜などに付着した花粉は、水分を吸収すると簡単に壊れ、中から抗原(アレルゲン)が溶出する。

2.IgE抗体の産生と蓄積

溶出したアレルゲンを異物と認識した生体は、アレルゲンを除去するためのIgE抗体を産生する。(生体防御反応)産生されたIgE抗体は、アレルゲンに結合ししてヒスタミンやロイコトリエンなどの科学伝達物質を放出する。

*花粉症になる人はIgE抗体の産生をコントロールする機能が低下した人で、俗に言う「アレルギー体質」の人です。アレルギー体質の人では、IgE抗体産生をブレーキする機能が低下しているので、花粉に接触するたびに必要以上にIgE抗体を産生してしまいます。

3.感作の成立

アレルギー体質の人が、花粉との接触を幾年か繰り返し、全身的にIgE抗体が蓄積され、あるレベルの量に達するとアレルギーを起こす状況が整う。

4.花粉症の発症

感作が成立した状態で再び花粉と接触すると、蓄積されたIgE抗体は一斉に反応(過敏に反応)し、ヒスタミンやロイコトリエンなどが多量に放出される。このヒスタミンやロイコトリエンには血管刺激性や神経刺激性があり、通常量ではなんら問題はないが、多量に放出される事によりアレルギー症状を引き起こしてしまう。

花粉症は、身体にとって最も重要な生体防御反応の結果が引き起こしていると言えます。

簡単に解説すると

アレルゲン(抗原)である花粉が鼻を通して体内へ侵入する

肥満細胞からIgE抗体が造られる

IgE抗体が体内である一定量を超えると肥満細胞からヒスタミンが遊離される

アレルギー症状の発症!!

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血など

上記の教科書的な解答では、アレルゲン物質からの防御と症状の緩和という答えしかでてきません。

どのようにすれば、治るのか、どのようにすれば予防できるのか?

アレルゲン物質は、昔からたくさん存在するのに(スギやヒノキの花粉のような植物)どうしてここにきて日本人の20パーセントの人が罹患するのでしょうか?

科学者の見解、特にお役人の見解によりますと、戦後スギを大々的に植林して現在そのスギの木が成熟期を迎え、花粉を大量に飛散させているからだと。だから花粉の飛散量が問題だと。このような、これに似た見解を以前に聞いたことがあります。

“松枯れは、松くい虫が原因”だと

本当の松枯れの原因は、空気の汚染。特に窒素酸化物を含んだ大気汚染(ディーゼル自動車の排気ガス等)と、それに関連した酸性雨(中国からの、これは国際問題になるので言及されておりません)。

松くい虫についても、うやむやだと思います。訂正がなされたとは認識しておりません。

花粉症から松枯れの問題へと話が飛躍しているように感じられるでしょうが、これには重要なことが、いくつか隠されています。

国土を保全するという林野行政について、またそれに伴う利権。

利権とは、林野関連に止まらず、通商産業省や厚生労働省にまで及びます。

松くい虫ということであれば、松くい虫を駆除すればよい。ということになります。では薬によって松くい虫を駆除しましょう、薬により予防しましょうということで、ケミカル関連の農薬の利権が発生してきます。それでもだめなら、松ノ木を切り倒してしまいましょう。そして新しい苗を植林しましょう。ここに種苗業者と土建業の利権が発生します。

もし、大気汚染が原因だということになれば、そこには今の政治システムにおいては利権が発生しにくいのです。

物事には、必ず陰と陽があります。光と影。いつも申し上げている、見える世界と見えない世界が。

大切なのは、見えない世界。

花粉症についても面白いものが見え初めて来ます。

どうして、大昔からあるスギやヒノキの花粉がアレルゲンとなるのでしょうか?

戦後大量に植林したせいでしょうか。

確かに大量飛散を、まったく否定するわけにはいかないようです。しかし、それであればなぜ都市部の方が、農村部よりも花粉症の発生が多いのでしょうか。花粉が大量に舞っている山の中や山村部の方が、かえって花粉症が少ないのはなぜか?

ある実験を行ってみました。

その実験とは、花粉症で悩んでいる人、花粉症がひどい人を、スギの木がたくさん生い茂る山の中へ同行してもらったのです。

結果は

山に近づくに従って、クシャミや鼻水が出ることが多くなって来ましたが、ある地点を越えると、クシャミや鼻水が止まり、目のかゆみもなくなってきたのです。

そのある地点とは、道路からある程度離れたところや、民家からある程度の距離をおいたところでした。

車の排気ガスの影響を受けなくなる地点。民家の生活による排煙を受けない地点と考えられました。実際に不思議なほど、それ以降どんなにスギやヒノキに近づこうとも症状が出ませんでした。

そこで、次の実験です。

山の中に入り、被験者全員の症状がまったく出なくなって、しばらく時間を置いた後に、スギ林の中で、小型エンジンを始動しました。

どうでしょう。全員すごいクシャミと鼻水、目のかゆみを訴えてきたのです。

次に、ディーゼルエンジンを始動させると、もっとひどい症状が・・・・・・・・

ガスコンロ、ほこりや塵、ろうそく等々。色々と実験をしてみました。

その結果は、空気の汚染度、特に窒素酸化物の含有量が多い物ほど症状が出る。

ということが判明しました。

しかしこの実験は、あくまで個人的なレベルのもので実験回数、被験者の数、解析機器にしても解析データも、公にするには未熟ですが。

そういえば、高度成長時代。大気汚染がすすんだ各地で喘息が発生していました。喘息もアレルギー

病気の原因


病気の原因の80パーセントちかくは、精神的なものからきています。

「えーそんなに!」

とお思いでしょうが、大袈裟(おおげさ)ではありません。怪我(けが)についても精神的な作用が多大にあります。

病気は、原因を突き止めてそれを改善しない限り治癒することはありません。原因の判明しないままに治療する、それを対処療法と言います。西洋医学、現代医学の得意とするところです。

原因を判明しないまま治療だけしても、その症状を緩和させるにしかすぎないのです。いつかは覆い(おおい)隠せられなくって露見(ろけん)します。それは、より悪化した形で現れます。

そう当然ですよね、見えないところで進行しているのですから。

例えば、ヤカンをコンロにかけて火をつけたとします、蒸気が出るのが不快だといって、ヤカンの口に蓋をしていまいました・・・・・・一時的には蒸気が出なくなって不快感はなくなるでしょう。ですが火はついたままです・・・・・・だんだん中の圧力は高くなっていきます、その先どうなるでしょうか?      爆発します

ヤカン自体の強度やコンロの火力によって爆発に至る時間は違ってきますが、いつかは確実に爆発します。どうすることも出来ない事実です。

今の医療も同じようなものではないでしょうか????????

爆発の時期を先送りにしているようなものでは?

病気の原因の80パーセント強は、精神的なものだと申し上げました。

わたくしの所にこんな患者さんが訪ねて参られました。

膝の痛みをかかえて、10年以上もあちこちの病院、鍼灸、カイロプラテックやマッサージ等に通われましたが、いっこうに治らないのです。わたくしの所に見えられた時には膝に変形をきたしており、満足に歩くことが出来ませんでした。原因には心当たりがないと、おっしゃられています。現在では痛み止めの薬でなんとか、しのいでいるという状態です、その痛み止めも、だんだんと効かなくなってきているので来院時には、かなり強力な鎮痛剤、痛み止めを大量に服用されていました。原因もわからないままに。

その方の原因を旦那さんの浮気だと言い当ててあげました・・・・・・・・

最初は、認めようとされませんでした。それどころかお怒りになられて反対に、わたくしに詰問される始末

「わたくしは、しあわせです。主人は私をとても大切にしてくれます。先生はどうしてそんな失礼なことを言われるのですか」

無理もないことでしょう。

「よしんば、それが事実だとしても、私の膝と何の関係があるのでしょうか?」

長い時間をかけて信頼関係を構築していきました。ご婦人は、旦那さんの浮気をわたくしに認めました。それからは順調に回復されて変形も治りましたし、痛みも消えました。10年来どこに行っても治らなかった病気が。

こんな例もあります

19歳で子宮筋腫、筋腫の大きさが20センチメートル。すぐに手術で子宮を摘出するとのこと。その子はセックスも未経験の女の子でした。医者も原因はわからないということでした。

その子の子宮筋腫の原因は両親の不仲でした。夫婦喧嘩が絶えない家庭で育ったのでした。その原因を突き止めて、彼女を説得し、両親から離れて生活をしてもらうようにしました。彼女の子宮筋腫は治りました。

また、こんな例も

20歳位の若い男の子だったと思います。彼は小さなときから心臓が悪く、あちこちの病院にかかっていました。先天的に欠損や奇形がありわけではないのですが、心臓が正常に働きません。

彼の原因は親子関係でした。親子関係が原因で心臓が悪くなっていたのです。

このように、一見すると精神的なものとは関係なさそうな病気も、実は影に精神的な原因が隠されている場合があります。

“病気の原因の80パーセントちかくは、精神的なもの”

少しは、参考になられたでしょうか。

そうそう
花粉症の花粉との接触を幾年か繰り返し、全身的にIgE抗体が蓄積され、

あるレベルの量に達するとアレルギーを起こす状況が整う。
と言う一説

個々人のアレルギーに対するコップの大きさをコントロール出来ることをご存知でしょうか?

コップの大きさを小さくするのは簡単です

ストレスをかければコップは小さくなります。アレルギーが出現しやすく

花粉症にも簡単になれます

ここでも

“病気の原因の80パーセントちかくは、精神的なもの”

証明されましたね

では

コップの大きさを大きくする方法は?

アレルギーになりにくい体質にする方法は?

賢明な読者のみな様には、だいたいの想像がつくと思われますが・・・・・・・・・・・・・

それは

またの機会に


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治療院 足心気功

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